災害対応
能登半島豪雨で、大きな被害が出ています。
災害時の対応は、初期においては基礎自治体となります。
しかし、広域災害は、当然広域自治体が対応します。
これは、行政としての考え方。
広域災害では、国が真っ先に基礎自治体、広域自治体と連携して、対応するのは当然。
自衛隊の災害派遣は、広域自治体からの要請があって出動することとなっていますが、東日本大震災では、自主で初動を行っています。
以降、大規模災害では、自衛隊の初動は自主で行うことが多くなっています。
これは、人命救助最優先の考え方によります。
能登半島豪雨では、官房長官は総裁選真っ最中。
総理は、外遊。
しかも、前日能登半島に行ったばかり。
与党幹事長も、総裁選真っ最中。
幹事長職務権限は、総裁移譲。
政治としては、やはり大規模災害が発災したのですから、総理は外遊を中止して、即帰国して指揮を執るべきだったと思います。イタリア首相が、災害発生を受けてG7サミットを切り上げて帰国したのは、今年のサミット。
来週には、総理は交代しますが、官房長官の「臨時代理」権限で対応すべきではないと思います。
今年の元日に、能登半島地震が発生して、大きな被害が出て、復旧途中での豪雨被害。
国としての本気度に、疑問が持たれてしまっています。
能登半島の友人は、「元日の地震被害で心が折れそうになりましたが、多くの方の応援があって、前を向き始めたところでした」と話してくれました。
外遊で笑顔の総理を被災地の方が見て、どう思うか。
自民党総裁選では、本気で「国民の命と財産を守る」総裁となってほしいと思います。
Xで、文字をUPするだけの総裁では、無理です。