PTA

PTAについて、議論されています。
加入は、強制か任意か。
当然、任意加入です。
しかし、子供が入学しますと、疑問を持つことなくPTA会費が徴収されます。
そして、各クラスで「役員」を決めます。
決まるまで、帰れない。
予め、出席をしない保護者も。
中沢は、PTA会費は支払いました。
役員については、学童保育や保育園の保護者会会長をしていましたことと、ひとり親家庭ということもあり、
PTA役員は、他の保護者の方が受けてくれました。
一度だけ、夏にクラス役員から電話をいただき、「子供ができたので代わってほしい」。
おめでたいことなので、半年引き受けました。
その時に、担任とやりとりをすることがあり、その担任の発言として「お父さん、私も労働者です」ということがありました。
前後がありますが、単語として「私も労働者」という発言に、驚きました。
さらに、別のPTAでは、会長等の推薦で、各保護者から推薦を出してもらった後、会長、副会長が、「この人はだめ」とか、「この人は合わない」とか、せっかく推薦していただきながらも、勝手に削除。
さらに、PTA役員出身が選挙に立候補すると、選挙を手伝わされる。
断ると、「なんで?1日でもいいから来て」。
PTAの名簿を、選挙に利用。
教員の研修費を、PTA会費から支出。
そのことを、役員会で質問したら、「質問するなんて失礼」と言い出す始末。
予算と決算についても、質問すら「失礼」と発言。
指摘したら、とりあえず「質問」は受けますが、質問させないような雰囲気作り。
学校のエアコン設置について、学校に「要望」はしますが、それ以上動かない。
中沢が、文科省に教育長と一緒に陳情に通って、全鎌倉市立小中学校の普通教室、特別教室にエアコン設置となりましたら、PTAが要望したからと手柄話。
鎌倉市において、エアコン設置、トイレ様式化には、PTAは全く関与していません。

PTAに、いじめを受けている保護者が相談したときは、「いじめはPTAではない」と拒否。
鎌倉市では、かつて公立中学校の民間校長をしていた人物を、現市長が教育長にしようとしたことがありました。
調べると、その中学校での非商事を隠蔽していた校長。
新聞にも、記事になっていました。
当然、議員は拒否。
それでも、現市長は強引に教育長にしようとして、個別説得。
ある議員が、その教育長候補者にいじめ問題について聞くと、「いじめは教育長の仕事ではない」と断言。
ほとんどの議員は、「当然賛成なんてできない」。
PTA、学校、教育委員会が、真剣にならなくてはならないのが、いじめ問題。
しかし、実際はPTAは知らんふり。
鎌倉市では、1/3の市立小中学校でPTAはありません。
その代わり、保護者の集まりはあります。
今に時代、全国組織のPTAに所属する意味は、終わっています。
自分の子供のいる学校のために、さまざまな活動をしていく時代です。

PTAは、昭和時代には、果たして来た役割は大きかったと思います。
ベルマークを集めることは、いいことだと思いました。
しかし、組織の維持だけを目的として、「子供たちのため」という本来を忘れてしまっています。
無理して、組織を維持するよりも、自分たちの子供たちのための組織を、新しく作る時代です。
PTA会員の家庭かどうかで、子供を差別することも聞きます。
そんな組織なら、無くした方がいいと思います。

学校は、子供たちのためにあります。

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